
海外版から遅れること約1年。国内版が1/28に発売された「StokEd」。なんとかシーズンに間に合ったと言う感じですが、とりあえずローカライズ担当の「Russel」さん、お疲れ様でした。
海外版ではこの「StokEd」発売チョイ前に「Shaun White Snowboarding」に先行されてしまい陰に隠れてしまった感があって、国内ユーザーも買った人は少ないはず。 しかし、海外レビューサイトの評価は実はこの「StokEd」の方が高かったのです。
ということで購入を決意したわけなんですが、発売前に収録プロライダーが海外版の8人から5人に削られてしまうという残念なお知らせがあり、その代わり価格が税込5,040円になりました。まあ、XboxLiveも隔離鯖じゃないと言うことなので、この辺は良しとしますが、8人収録するために発売延期と言う選択肢はなかったんでしょうか?
では、例によって軽くファーストインプレッションといきますか。
まず最初に辛口の評価からさせてもらいましょう。この記事のタイトルにも書いたようにキーワードはチュートリアルの重要性です。
管理人が日頃ゲームをプレイし評価するにあたりGUIの出来について重く見るようにしています。
ゲームには取扱説明書と言うものが付いています。いつになっても必ず付いています。オンライン配信には当然のことながら付いていません。そろそろパッケージタイトルにも取説は要らないんじゃないかと思っています。
もちろん、ゲーム内での説明要素や導入部分、チュートリアル要素がちゃんとしていればの大前提。
このゲーム久しぶりに取説を穴が開くほど読みまくりました(笑)。つまり、チュートリアル系がまったくなっていません。
昔、バンジーの人がこんなことを言っていたような記憶が有ります。「始めて5分で楽しくないゲームは失格」だと。
まあ、5分は大げさかもしれませんが、スノボゲーの肝はオーリーやトリックやグラブなどの操作系で、ゲームによって結構バラバラなのが実情です。
レースゲームなんかだと、RTはアクセルでLTはブレーキと言った標準セオリーがあるんですけど、スノボゲーはジャンルとして確立されいるわけでもなくタイトル数そのものが多くないので仕方ないのかもしれません。であれば、なおさら作り手側の義務として、自分が作ったゲームをすんなり気持ちよく覚えてもらい遊んでもらうためには、リアルタイムなチュートリアルを伴った序盤の導入が非常に重要なんだと思うわけです。
で、この「StokEd」はどうダメなのかと言えば、チュートリアルで操作を覚えるための一連の流れはあるものの、プロのお手本を見てもカメラアングルがなっていないので先生が何をやっているのかサッパリなんです。加えてどのタイミングでどのコマンドを入れいるのかも分からないので何度もトライ&エラーを繰り返して体で覚えなければなりません。
実際のゲームに入っても、規定のトリックを出さなくてはならないチャレンジで、トリック名は表示されますが、そのコマンドが表示されないので、いちいちポーズメニューで確認しないといけません。全部覚えればいいんでしょうけど、結構な組み合わせがあってなかなかとっさに出せるかといえば難しいでしょう。
その辺さえちゃんと作っていてくれさえすれば、最初から楽しめると思いますよ。ゲームとしては面白いんですから。
よりリアルを目指した作りであることの裏腹の面が表にでてしまった結果でしょう。
海外での評価が高いのは、やはりスノボの歴史は日本とは比べ物にならないですから、この突き放し感が返って喜ばれるんでしょうな。
現に、序盤の突き放しを乗り越えれば楽しく遊べるゲームだと思いますし、リアルという意味では「Shaun White Snowboarding」より全然上だと思います。ただ、ゲームとして楽しませる工夫は「Shaun・・・」の方が優れていますね。
残念です。面白いのに。その面白さに気づく前に萎える要素があると言うのは本当に残念です。「Destineer」の次回作に期待です。そして「Russel」さん、「Big Air Edition」もローカライズをぜひに!